ここちょっとの発売のものです
再録
*「言の端〜よろしく・こちらこそ」
「言の端〜だいじょうぶ」
「涙がこぼれたあの一言」4月号 ぶんか社
言葉をテーマに描いたショート作品2本
「よろしく〜こちらこそ」の方は
定年退職を迎えた主人公の男性がご苦労さんの会の後で自宅に向かう間にいろいろと考える。
友人たちの中には定年後奥さんとのズレを大きく感じているという者もいる。
まさか自分はそんなこと…と思いながらも不安になる主人公。そんな彼を迎えた奥さんは…
「だいじょうぶ」の方は
真面目一筋の主人公の女性が、真面目さゆえに不器用で気がつけば婚期も逃して三十路に。
そんな彼女がふと話すことになった会社出入りの花屋の男性。彼に仕事の仕方などを褒められるが、自分ではそれがどこかコンプレックスだった彼女。
そんな彼女を救ったのはー
*「スマイルで歩こう!!」最終話
「サクラ〜愛の物語」4月号 メディアックス
友江と別れて祖父母の元へ言った鈴太。
病で弱った祖父のためにと、友江も鈴太と暮らすことをあきらめかけるがー
最後はやっぱり鈴太の笑顔でないといかんですよね。
読んで幸せになって下さい。
*「コンビニエンス家族」
「本当に泣ける話」5月号 ぶんか社
これあらすじ書くとかなりシリアスなんですよ
不倫相手と別れた主人公はその相手との子どもを産むこともできず、傷つきすぎ絶望感でいっぱいだった。
そんな彼女が公園で出会った幼い兄妹。
彼らは母親が死んで、自分たちは行く場所がないと言う。
戻れば兄妹が引き離されるから…と言う二人を
居場所のない彼らを、彼女は「自分と同じだ」と思い自分の住む部屋へと連れていく。
母を失った子どもたちと、子どもを失った主人公
家族のように過ごすうちにお互いを必要と感じ始めるが…
…甘いお話ではないですがオチはうち的にはちゃんと幸せの形で終わっています。
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