「困る…」

私の背後から声がする
後ろには夫のデスクがありまして

「なにが?」と問えば

「うちの妻がバカすぎて困る…」

「うーーむ
それはー
困られても困るなぁ
知ってて一緒になったわけだし
今更そこをどうかするのはなぁ…」

「そこでなんで威張るかな」夫

「え、いばってないってば!」

えー今回の「妻がおバカで困る」な話
発端は関西コミティア参加ってところからです

初めての参加なので
なにか作りたいなーと思ってですねいろいろ見ていたら
とある印刷所さんではがきサイズカレンダーが激安だったんですよね

それで「あーこれー!
これだったらごあいさつにも使えるしー♪」
とナイスな考えだとばかりに夫に説明

するとため息とともに
「このギリギリに、めんどうなことを…」とか言うじゃないですか。

うちはカラー原稿のスキャンとかの色調整とか
FBやツイッターオフィシャルのカバー絵とかの加工とか
デジタル絵の色調整とか夫の担当なんですわ
仕事場にある何台ものパソコンのメンテもです

私の個人的な遊びのものはその限りじゃないんですが
自宅で刷るポスカの印刷とかは夫に頼む方が出来がいいもんで
そん時は お願いしてやってもらってます。

んで、今回のは仕事と趣味と半々で
しかもカレンダーとか「やってみたかった」だけなので
これは自分でやろうと思ったんですね。

「いや自分でやるからさ」と言う私

「…あんたそれカレンダー部分は自分で作らないと
いけないでしょ。できんの?」怪訝な顔の夫

「えっ、印刷所さんが入れてくれるんじゃないの?」
あいにくサイトの中に情報がない。
でも商品が「カレンダー」なんだから自動的に入れてくれると
信じている私に、冷静に「聞いてみ」と言う夫

てわけで聞きましたー
そんで「日付部分はご自分で入れていただくんですよ」という
お返事もらいましたー
ガーン!

電話を切って夫の机のとこまで行き
「夫の説が正しかったよ」しょぼん

「疑えよ、安すぎるだろ」

「ええっと、カレンダー部分入れてくれるところは
ちょい高いんだよね」(あくまで私予算で)

「で?言いたいことがあるんでしょ?」

「あのーすんません、
やっぱお願いしていいでしょか?
カレンダー部分とかとかとか」擬音「てへっ」

「てへじゃねーよ!」 

んで、ここで最初の夫のセリフとなるのでした

が、これさらに追加の話がありまして
「ポストカードサイズ」だからいくらかトリミングして
使えばいいよねと比率が縦長の絵をリストアップしていたんですけど
そのリスト絵を見てまたしても夫が言いました。

「これ縦長の絵だよね
カレンダーは縦横選べるのか?
そして日付を入れたら絵のスペースがこの比率で
いいわけ?」

…考えてなかったーーーーっ!

問い合わせの結果は「ポストカードカレンダーは横のみです」
という解答。
つまりそれに日付スペース入れたら絵は正方形に近い比率… 
こういう縦長のを正方形くらいにトリミングしないといかんわけです
06
その後夫はせっせとトリミングして
背景作って日付入れて…という作業をすることになったわけです。

予定外の作業を終わった夫に丁寧に礼を言いましたよ。

でもそのお礼の言葉に 続いて私が言った
「そんで小冊子も作ろうと思うんだけどさ」という言葉に
夫がすかさず突っ込む
 
「おまえね、なんでそれもっと早くやらないの?!
日程とか考えないの?!」

「考えたよー
いっぱい考えて、考えてたら今日になっていたんだよー」 

「…できるだけ早くやんなさい…
でも仕事もあるって忘れないように」

わー困った人を見る顔で見られたー(^0^;)

というわけで、今私は仕事の原稿を抱えつつ
小冊子のショートを描こうという野望を持っているのですが
果たしてどうなることか
「 日程を考える」と猶予はあと数日…

うーん困った(^^;)