気持ちは大事
でもなんでも全部「気もち」で片付けちゃうのは
いかがなもんか?

もう十年以上前のことです

うちの息子が中学の頃朝とっても弱くて
ほんっと起きられなくて
起きても頭痛とか腹痛とかひどくて
トイレに入って…とか

当然というか遅刻いっぱーい(^^;)

その後なんとか登校
よろよろしていても学校行けそうなら
車で連れて行ってたりして
そんで午後くらいから段々
ゾンビが人間になってきてですね

帰宅して夕方頃から
やっと完全に人間に戻っている

てなことが続いたら
学校の先生がとっても心配し始めたのですね
お呼び出しとかちょいちょいあったり

「このままだと不登校になるんじゃ…」
「気持ちの問題ではないか」などなど

担任の先生は「精神論」を展開してくれたりなんかして
つまり「やる気が出たら不調は消える」的な

全ては否定しませんが
私一部の「精神論」すんごく危険だと思っているんで
やんわり流しておりました

でもこのことで
我が家的に一番問題だなと思ったのは
学校に行かなくなることではなくて
単純に「本人が体調不良なのは気持ちよくなくて
困るだろう」でした

病院で検査とかしても特に異常ナシ
でも事実として身体に不調があるという
原因不明の困った状態

自分ちでできることはいろいろやってみましたが
(夜、パソコン画面は見ないとか
気持ちをクールダウンする時間を持つとか、でもどれもイマイチ)

そんな時、子どもの頃からかかっていた
小児科の先生のところに行きました

ざくっと相談したら先生しばし考えて
ちょっと簡単な検査しようか…と

結果ですね「起立性調整障害」と診断されました
病気についての詳しいことはこちらが詳しかったです
日本小児心身医学会の起立性調整障害の説明

15年前この病気今よりずっと知られていませんでした

この病気は午前中不調で午後から復活することもあり
病気よりも怠けと思われるということがあります
発症が10〜16歳くらいなのですが
その時に治療しないままで長引くこともあるらしいのです

マイナーな病名のデメリットとして
診断書をもらいながらも学校の先生に理解してもらうことが
とても難しかったです

先の「精神論」の先生なぞ
「言っていることはわかるけど気持ち的に納得できない」
という感じがありありで、何度も話し合いに行きましたよ

そんなこんなで、原因がわかったことで
即改善とはならずとも、息子も私たちも対応できることで
ずいぶん楽になったと思っています

で、その後、周囲の悩めるお母さんとかの話を聞く時
「それはもしかしたら…」ということも度々あって
でも「病気だとわかっても主人が怠けていると怒る」
とか言う話を聞いたりして思わず当時連載中の
「コドモのお医者」でその病気を取り上げました。

わりと反響ありました
「救われた」とかメッセージもらって
よかったーーっ!とか(^^)

でもですね実際のところ病気でなくても問題は

学校に行けないことではなく

本人が気持ちよく過ごせないことだと思うのです

そこ間違うと
「学校行く=正義」
「行けない子=悪い」とかいう図が
できてしまうような気がします

「子どもが幸せになるため」に学校で教育を
っていうなら子どもや親を追い詰めるのは
おかしいんじゃないかな

大事の順番間違えないよう
2014涼むタマ
今日は暑いから涼むニャ 「気持ちいい」大事