1月配信開始のLove Silky Vol.61でスタートした
川原泉&福田素子のエッセイコミック
「デジタル原始人☆川原泉」ですが
2月配信スタートのLove Silky Vol.62には
載っておりません。

で、わたくし福田がそのいきさつなぞこちらに。

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川原泉は燃えていた(文章中の敬称略させていただきます)


まずは今回の仕事に関していえば
スタート時から川原泉は無謀なやる気を燃やしていまして
二話目においてもその通り「やるよ!私は描くよ!」と
燃えていました。


しかし、前回のアップ後のへろへろ度合いと
デジタルというツールと信じられない戦い方をする川原泉に、あまり燃えすぎると作品が仕上がる前に真っ白な灰になるのでは…と不安になった福田は「無理しないで、しんどかったらお休みもらうのもアリだよ」とやんわり「休んでいいよ」と言ったのですが、その時の返事が
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でした。


やー、悪かったなぁ…とか思いつつ日は過ぎ

進捗の連絡などを入れてみると

「ごめん…進んでない…」というへろへろな声

作業で困ったことでもあったかなと話を続けていたら

途中「ゲホッ」「ゲホゲホゲホッ」と咳き込むじゃないですか


「ちょ、風邪?!薬は?お医者さんは行ったの?」と聞けば


「だいじょぶ、だいじょぶ、常備薬の風邪薬飲んだからだいじょぶ」


「ほんとに?数日経っても良くならなかったら病院行ってね」と言ってその後は雑談して終了。

さらに数日経過して、なんの音沙汰ないまま〆切り迫るので連絡~


「薬飲んだら眠くなるんだよね。耐えきれなくて寝て、しんどくて薬飲んだら眠くなってさー」

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「だいじょうぶだよ!」と大きな声で訴える川原泉


「前に風邪っぽいって言ってから10日以上経つよね?

そういうの大丈夫って言わないんだって💢」


「でも…病院行きたくない」(川原)


「子どもかっ!

私も去年風邪から咳が残って軽い喘息っぽいことになって、市販薬で治らなくて病院行ったらすぐ治ったんだよ。年取ったらそういうの気をつけないとさ…」

と、おせっかいモードに入る福田でありましたが


それに返す川原泉の言葉は

そういえば「年寄り」ってさ、いつからなのかな?

『今日からあなたは年寄りです』って言われたら「そうか、だったら気をつけよう」って思えるのにさ、すごくわかりにくいよね(プンスカ!)」と注意ポイントをまるでスルーした返事で、なにかに軽く怒ってる。


「そう思わない?」と共感を求められ

思わず福田

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注・川原泉と福田はほぼ同い年である


「………ああそうですね…

………わかったよ…おかあさん…」クッ…!と川原泉

(「おかあさん」と言うことで「おかあさんなんだから文句言うのは仕方ない」という気分になり気持ちが落ち着くらしい)


そんな会話があった後、川原泉、本格的にダウンしました。


そんなこんなで二話目は製作途中で「作者急病のため休載」みたいな結果になりましたが、正しくは「急病でなく長引く不調」でした。


そして、先日した3話目の打ち合わせの時

「ブログを書くから風邪っぴきの自画像を描いてね」という福田の依頼に川原泉が描いた自画像がこちら。
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この絵、描き終わってしばらく考えていた川原泉が「描き直す!」と言ってガリガリと描き直した箇所は…「鼻水の位置」でした。最初は鼻水が唇の上までだったのですが「唇を越えた方があの時の風邪の様子を伝えられると思う」と言う満足そうな川原泉の顔。


とまれ、今は風邪も治り、疲労からも脱却してずいぶん復調して、制作しております。

「おもしろかったよ」と言ってくださった皆様

3月の配信の時までしばしお待ちくださいませ\(^o^)/


おまけ

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本家画の火星人(風邪っぴきバージョン)
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