教習4回目
(注・これは15年前のブログ記事を改稿して再投稿しているものです)
休んでいた教習を再開。
この一週間イメージトレーニングで鍛えて
気合いいっぱいの私に先生一言
「福田さん久しぶりだから今日はスクーターで走ってみる?」
今日からCB125T君だと思ってきたのでちょっと拍子抜け。
イメージトレーニングでギアチェンジがんばっていたのだ。
「スクーターでコースを覚えてしまいましょう。
小型バイクの操作とコース覚えるのを同時にするのは難しいでしょうから。」
「なるほど、そういう考え方もあるのか」と納得して発進する私。
とるるるると発進する。
前を走る先生と普通自動二輪(中型ね)の教習の人の後をついて行く。
コースの通りに進むので当然クランクとかがあったりもする。
スクーターで前回できていたはずがイメトレでバイクのことばかりでスクーターの運転をすっかり忘れた私は回りきれずに出口で焦る。
慌てた私はブレーキをかけるつもりがアクセルをぎゅっ。
ばおんっ!
すってーーん!
ハンドル持ったまま漫画のように
(うそっ!こんな転びかた本当にあるんだ!)
コケた…
前方にいた先生が戻ってきて「大丈夫?」と聞く。
「あ、私は大丈夫です!」(でもスクーターはどうだろう)
起こしたスクーターを先生がエンジンかけるけど
プスプスとかからない。
「こ、壊しました?」と焦る私
「いや、大丈夫。かかるかかる。」と言いつつ
えいえいっと押したりしてやっと復活。
「はい、乗って」
またがってハンドルを手にして
「あの先生、ブレーキレバーが曲がってるんですけど…」
(すまんっスクーター!)
「ああ曲がっているだけだから気にしないで」と先生にっこり
スクーターにダメージ与えたことにダメージ受け
ちょっと情けない気分で再開。
スクーターライダーとして頑張る。
クランクもちょっぴり上手くなる。
(スクーターだけど)
コーナリングもマシになったよ。
(スクーターだけど)
停止だってもうコケないさ。多分。
(スクーターだけど)
いつの日かあのCB125T君に再会出来る自分になりたいなぁと切ない気持ちで教習は続くのだった…待っててCB125T君~~(続く)
コメント