編集さんが言う
「いいもの描いてください」という言葉の意味
長いこと、言葉のまんまそう思って試行錯誤して来たんだけど
ある日それはちょっと違うんだってこと気がついた。
「おもしろい作品」や「感動する作品」だと言ってもらえるようになっても「売れない」という前には意味がないんだってことなんだよね。
意味がないってのは極端で
「おもしろくて売れる」「感動して売れる」が一番矛盾がないんだろうけどね。
そこんところ編集の人はもっとストレートに言えるといいかもしれないよなと思うことがしばしば。
だってねぇ「ダメ」って言われる理由が
「商売」って言われる方が実はダメージ少ないんじゃないかと。
そりゃ仕事的にはダメージですよ。
でもね、
「良い物作りましょう」って話をしていて
描いたものが「ダメ」って言われると
面白くないとか、自分の感覚がダメなのかとかね
考えちゃうじゃないですか。
いや、ホント客観的にダメだよなぁってのもあるんですけどね
たまーに「これがダメなんだ…自分のおもしろいって感覚がおかしいのかな…」とガックリくることもあったりするんですよ。
「商売ですから」とはっきり聞いていたなら
編集さんと無駄に戦わないですんだこともあるよなぁ…とか
「いい物」とか言いはるから誤解するんだよとか
自分ちの作品はほんっとーにダメなのかとか落ち込むこととか
そういうことが随分減ったんじゃないかなって。
ええ、青臭いもんで…時々やっちゃってたんですよ…
「仕事無くしてもいいわー!」とかって感じで
(↑ そして、そういうこともあった)
そう思った出来事ってのはいくつかあるんだけど
そのことも取りあえず置いておいて(/^0^)/ よいしょっと
取りあえず、自分がおもしろいって思うことを自分が否定する必要はないってわかってからはかなり楽になりました。
って、これってすごくおっきい出来事だったので
自分メモ的に書いてみた。
コメント
コメント一覧 (2)
話題になって売れて
発行部数が伸びるもの
のことでしょうね。
そこありきで、
面白いとか、
読者に評判がいいとか
好きな絵、話し
って、なるんでしょうね。
納得する部分もあるけど、「いいものを描きましょう」なんて、曖昧な表現だと、??マークがつくこともありますよね。たしかにいえてる!
やっぱりどうせなら素子さんが好きなもの、素子さんが感動するものを描いて下さい。
読者を置き去りにしていいわけではないけど、おもねったものより、素子さんが感動したことの方が、伝わってくるものがあります。きっと!
素子さんが好きだから、
『福田素子』のファンでいるんだと思います。
私を含めて他の人たちも。
たまにサービスカットがあれば、それでOK(笑)
そうなんです誤解が誤解を産む感じかなぁと。
そしてすれ違いが…
そのズレが少ない時はそうでもないんですけど…
でも、Mikiさんの言葉じんと来たです〜。
商業とバランス取りつつ、こちらの感動や面白さを届けられるよう
がんばってみます。
サービスカットも(^^;)