そういえば、仕事の相方である夫とよく話すことなんだけど

うちがメインでやっている女性向けコミック誌で、

読者の人はどんなの読みたいって思っているんだろう。


うちがデビューした当初は働く女性のオシャレな恋愛とかそういうのが多くて、

担当さんからは「大人の女性向けのオフィスのラブコメを」って言われて

そういう作品をたくさん描いたんだけど、

それから少しずつその依頼内容は変化していったんですよ。


「働く女性のおしゃれな恋愛物」が減ってきて

「ファミリー物」というジャンルみたいなものが増えてきた。

当時から色っぽさには欠けると言われていたうちにとっては

かえって仕事が増えることになったわけです。


さらに変化は続いて、

その変化は読者の年齢が上がってきたことも関係あると思うんだけど

医療や介護という問題提起のような作品も増えてきた。

社会問題が直に反映というか夫のリストラ問題とか

いじめの問題とか…

「いわゆる感動系」って言われるものも増えました。


需要と供給って言葉をよく聞くけれど

今はその「需要」を編集さんや描き手側がうまくキャッチしきれていない感があって、ちょっと…かなりジレンマ。


それをなんとかできないかなと思ってアンテナ張っているんだけど、実際どうなんだろう…。



描きたい物はたくさんあって

届けたいものもたくさんあるのに

読者の人からの反応をなかなか聞けない


もし福田のマンガに興味ある方で

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よろしければこちらでフォローいただけるとうれしいです。

そんで「あの作品どうなったの?」

「こんなの読みたいんだけど」など言っていただけると

もう全力でキャッチいたしますです。


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