ちゃんとモト

「福田素子」は「幹」と「モト」夫婦二人のペンネーム。 ここは二人で管理するブログです。
マンガ絵日記、趣味のイラスト、ねこ話、もちろん仕事のお話も。

2013年10月

もう何年も前のこと、茶道を再開して

書も書けるようになるといいなぁと思って

ちょっとだけ書道も習いに行きました。


基本を習いながら数ヶ月

教室の発表会があるというので作品を作ることになり

先生に「書きたい文字とかあれば」と言われたので

「日々是好日」の「好日」と「喫茶去」をお願いしました。


練習しながら先生にちょっと褒められたりして

いい気分で夫に自慢していたりして


そして作品はカレンダー仕立てにするということで

絵も入れていいとなったので、ウキウキと。


そんなある日、夫が私の書いた書を見て言いました

「コレは書じゃないね」


「えっ?なにそれ?」


「どうもなにか違和感あったんだがわかったよ。

あんたの字は絵なんだわ。

お手本見ながら、あんた形を拾って書いているでしょうが」


「!」

「すげーよ夫、なぜ分かった?!

そうだよ、私は先生のお手本見ながらラインを追って書いていたよ!

その「字」の持つ意味とか考えてなかったよ!

形を写していたよ!」


…指摘されそれに気がついた私は間もなく書道の教室をやめました。


だって絵だから。

すみません先生。と心の中で謝りながら。


そんでコレがその「絵」(猫がではなく全部で絵)


さらにこの絵を見た夫が「これは絵ってよりマンガだね」と一言。


「…そだね」


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編集さんにネームを出してお返事もらう時


「おもしろいです!」


この一言もらえたらもう最高。


直しがあろうがなんだろうが自分的に「やった!」です。


編集さんはチェックする人ではあるけど

同時に一番最初の読者だから


たとえOK出ても

感想が「いいお話です」「よくできています」だと、

なにか違うって感じてしまう。


「おもしろい!」


その一言が全てかもしんない。

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夫が不調なので、ちょいと優しくしてみようと思ったのですが
失敗しました。
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「センセー、もっと絵が上手くなりたいけど

どうしたらいい?」


「描いた分だけ上手くなるよー」


「マンガ家になりたいんですけど

どうしたらいいでしょう」


「マンガ仕上げて投稿か発表するといいと思う」


コレ長々と描いてきて言えること。


ホントそうなのよ。


絵を描かないで上手くなるってすごい技があるのかもしれないけど

私は知らないもんで、こればっかだけど。

(もちろんコツとかはあると思う。

でも、それも描いて練習して確認してだもんね)


で、マンガ教室で子どもたちを見ていると

グングン上手くなるのは「若いから」じゃなくて「好きで描いているから」で

描いた分だけ確実に上手くなっているんだってすごくわかるわけ。


投稿時代もだけど

プロになってからも落ち込むこととか、少なくないわけだけど

最近は「どうして自分、こんなできないんだ」って思う時に

「描いたらいいじゃん」って自分に言ってやっている。


きっと描いている間、ずっと思うんだし

「もっと上手くなりたーい」

「おもしろもん描きたーい」

「どしたらいいんだよー」


「描いただけ進むよ」



そだね。





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大変な時に遊んだり、ぼーっとしたりすると

なんだかわからない罪悪感がやってきます。


「やらなきゃいけないこと」が山盛りある現実に対して

ちみちみと要領悪くやっているもんで当然、終わりません。


そんな時「あーマンガ読みたいなー」と思ったり

「おもいっきしダラダラしたいよー」という気持ちになると


「そんな時間あるなら、片付けや企画の一つもやるべきでしょ」

と声がするんですわ。


そんで「そうだなぁ」と思って

仕事とか、たまっている雑用とかがんばっちゃってたら

途中フッと集中が切れて、

ハッと気がついたらマンガ読んでたりするんですよ。


そんな時、すっごく罪悪感おぼえる自分がいて

次に「好きなことを楽しんでいることに罪悪感をおぼえる自分」に

ムッときちゃったりして。


これもう、ここ数年の私が戦っているもんでして


大変な時に楽しむことに罪悪感とか

他の人ががんばっている時に自分が遊ぶとダメに思えるとか

そういうのが変だって思っているのにぬぐえない


これ以前書いた「自分で作っている枷」みたいなもんだって

わかってるんですけど、なかなかはずせない。


なんでしょうねぇコレ。

50過ぎてもイイコ願望とかってのがあるんでしょうかね。

あるとして誰に対してなのか知りたいもんです。


楽しむことにどこか罪悪感を持つってのは、

どこから発生してんのかなとか

そんなことを考えながら


今日は「罪悪感を持たずにマンガや小説を楽しむ」をテーマに

修羅場の中読んでしまいました。


…と、本日 遊んでしまった言い訳を考えていたらこんなことに。



うちの夫に言わせると

「大変な時こそ好きなものを楽しまないと保たんでしょ」だそうです。
罪悪感と闘う時に、この呪文効きます。 


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今日は頭がボーッとして

さっきからくだらないことばかりが浮かんできます。


私よく担当さんとマンガ家との関係を男女関係にたとえてしまうんですよね。


たとえばですね、こういうの↓


ネームを送って待つ間とか


返事がないってダメってことなの?ドキドキ

ううん、忙しいって言っていたし…

ダメならダメって…あんまりダメ過ぎて言えないのかしら…

 とかとか。


担当さんの好みを意識しだしてしまって

「こういう話、◯◯さん嫌いだよねぇ…

やっぱこっちのネタの方が通りやすいかなぁ」

 とかとか。


で、妙に気を遣ってばかりいて精神的に疲労していって

ある日「なんかバカみたいじゃない私」ってやさぐれる…とか。


なんかね、似てませんかね。

ずいぶん前にそう思った時、自分的にウケたもんで。

くだらないですよね…すみません。
やっぱ今日は早目に休もうかなぁ… 




ちなみに

悶々することが多かった結果、ある時期から

お付き合い始めることになる担当さんに、最初にお願いするようになったのがコレ


「傷つけるとかなんとか気を遣われるよりも

どこが悪いとかダメとかハッキリ言ってくれた方がいいですから。ホント。

ハッキリ言われたら痛いけど直しようがあるじゃないですか。

言われないとダメなものにしがみついて動けなくなるもんで。」


やあ、もう、ホント恋愛物は難しいです。


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今日は誕生日ってやつでして、一つ大人になりました。

生まれてから半世紀をちょっと超えたところです。


世の中では、歳を取るということが

あまりよいことではないという風潮があるようですが

私的には歳を取って思うこととしては


「けっこういいもんじゃん」です。


40過ぎたころに古いブログとかにも書いたことなんですけど…


それまでの自分は、人間関係や実家の問題、もちろん仕事のことも

自分的に手一杯、脳味噌一杯、悶々すること多かったんですよね。

でも40過ぎた時にふっと「あ、人生折り返しに入った」って思ったんですよ。


そうしたらにわかに「時間もったいねー」ってなりました。


いや、別に80歳まで生きる保証とかないわけですから

明日どうにかなるということだってあるんですが

よく言われる「今を大事に」ってのを誰でも「そうだな」と理解しながら

実感ってのはわかないもんじゃないですか。


ともかくリアルに「時間ない」と思ったわけです。


だからそれからは、かなり多くのことを「まあいいや」になりました。


実家の問題でも周囲の問題でも

「人からどう思われるか」より「自分がいやにならない」が優先で

もともと八方美人の気がある自分としてはコレ画期的でした。


一部不評でしたけど、なにしろ時間ないですから

そのことを後悔したり悩む時間を

マンガ描いたり、漫画読んだり

好きな人と話したり、過ごしたり

そういうことに使う方が絶対いいと思ったもんで。


なので、年々フットワークは重くなったけど

精神的には軽くなっていっている気がしています。

私のお茶の師匠が92歳で亡くなるまでの御様子を思い出して

ああ、そういうことなのかなぁ…と感じることがあります。


ともあれ一つ大人になりましたので

その分またちょっと軽くなるかなぁと思っているところ。

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