【作品情報】
新作
*「続・橘屋繁盛記」~「明日の君に伝えたい」
「15の愛情物語」4月号 メディアックス
ここのところ作品のあちこちに登場してながらも
やや影が薄かったアントニオがメインです。
これ、悩んだアントニオが出した結論が「あ、時間動くようになるのね」という感じで(今までサザエさん状態だった)こちらサイドとして別の意味で悩みましたが、やはりキャラクターを無視しては進まないのでGOとなりました。
あ、大したことじゃないんですよ。
*「ひだまりの処方箋」
「本当にあった女の人生ドラマ」4月号 ぶんか社
新シリーズとなりますこの作品、心療内科が舞台です。
心療内科物は随分前にも描いているのですが、今回は担当さんからその作品のような心療内科物をと言われ始めることになりました。
かつて描いた作品の女医さんはココロ屋の緑さんがそのまま医者を続けていたら…的キャラで、そういうキャラになるかなぁとか考えていたのですが、今回は何故かギリギリで「ホッとするおばちゃん女医さんがいいなぁ」と思いできあがりました。
しかもじいちゃんちを改装して診療所という…
初回は今や認知度高い「うつ病」について。
読者の方にわかりやすく伝わるといいなぁと思って描きました。
ちなみに監修をお願いしたのは、私の古い友人。
前回もだけど、仕事の時に連絡取るばっかなのが申し訳無い。
なのに笑って引き受けてくれるんだよ…(尚申し訳ない^^;)
*「ココロ屋のアルバム」~「幸せのグリーンボール」
「最高の主婦達」4月号 海王社
雑誌のテーマが「幸せ大家族」というもので、それをお題に描きました。
今回のココロ屋のお客さんの悩みは
二世帯同居で家族5人、専業主婦。
それなりに幸せ。
ところが夫がリストラ、同時に妊娠発覚。
夫はだいじょぶって言うけど、ふと不安が大きくなってどうしよう…と頭を抱える。
再録
そして「ココロ屋のアルバム」と同時掲載再録の「きりんが丘のココロ屋」
こちらに出てくる奥さんは好きな人のために美味しい料理を作りたいと思いつつも味オンチでどうしよう…というもの。
「味覚に自信がないなら、もう1つ手がありますよ」と緑さん。
その秘訣とは?というお話。
*「ウィズは知っている」
「愛が試されるとき」jour増刊 双葉社
子どもを授からなかったけれど、愛する夫と
愛するラブラドールのウィズがいて幸せな主人公。
ところが夫が余命数ヶ月と診断を受け
一緒に死のうと最後の休暇を楽しむために貸し別荘へと行く二人。老犬となったウィズも一緒に連れて行こうと決める。
貸し別荘で楽しい時間をたくさん作って死のうと思う二人だが、そこでウィズが穏やかな最期を迎える。
ウィズを看取った夫は「最期まで生きる」を選ぶと言い、二人は帰路につく。そしてー
この作品、うちとしてはとっても大事な作品のひとつです。
というのも、これに出てくるウィズは我が家に最初に飼うことになったラブラドールをモデルにして生まれたお話だから。