マンガ家になったら、ずっとマンガ描くのが仕事
そんな風に思っていましたが
現実はかなり違うものでした。

以前マンガ家になりたいというお子さんに
「意外と必要なものが、コミュニケーション能力なんだよね」と
言った記憶がありますが、
だってそれないと、営業できないし、担当さんとの打ち合わせも
壊滅的なことになりますから。

なにしろうちは、自慢じゃないですが（いや自慢か？）
「ほとんどの仕事は営業して獲得したもの」ですから
依頼が来るのを待っていたら、きっと今頃廃業していたと思うんですよ。

正直言うと、マンガ描くを仕事に選んだあたりから、
人付き合いが苦手とか、やや内向性強いとかあったりするわけですから
コミュニケーション云々には今でも苦労しつつもという感じですが…
（なかなかスキル上がらない）

依頼のある仕事をするのはもちろんですが、
それ以外の営業用のネタの仕込み（取材とか本読むとか）とか
最近強くがんばろうと思っている「知ってもらう」ためのツールの活用とか…
そして、なにより「仕事」ってことで「経営」って問題も

でも、面倒くさそうなそのどれもが
「マンガを描いていく」ことのためだと思えば
「よっしゃ、やるか」と思えるんだから「好き」はすげーです。

先日仕事場で、うちの相方が
「怒りのパワーはすごいけど、疲れるし保たないぞ
好きだってパワーはそういう疲労がないから、できたらそっちで」
とか言っていたけど、まさにだなぁと思うのでありました。

＊ホント「怒りのパワー」続かないわぁ