ちゃんとモト

「福田素子」は「幹」と「モト」夫婦二人のペンネーム。 ここは二人で管理するブログです。
マンガ絵日記、趣味のイラスト、ねこ話、もちろん仕事のお話も。

カテゴリ:お仕事情報 > 橘屋について

長く連載していた橘屋繁盛期シリーズの最終話をアップいたします。

新・続とあって「続・橘屋繁盛記」がラストなので、それの最終話です。

一話完結シリーズだったのでこの1話のみでも楽しんでいただけるとも思います。

「なにがあっても明日は来る」このタイトルは
まいったなって時いつも思う言葉なのです。

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シリーズの一番最初にあたる「橘屋繁盛記」。
こちらはうちで電子書籍化したもので
「新」「続」は別会社さんで電子書籍化してくれました。

レンタさん

「橘屋繁盛記」→こちら

「続・橘屋繁盛記」こちら

「新・橘屋繁盛記」こちら


eBookさん

「橘屋繁盛期」全5巻

「新・橘屋繁盛記」7巻

「続・橘屋繁盛記」18巻

ebookjapanさんアドレス→こちら


「橘屋繁盛記」はKindleUnlimitedで読めます→こちら1巻からどうぞ


他いろんなところから配信してもらっています。
無料アプリなどで読めるものもあるのでよろしければどぞです(*^^*)

「橘屋繁盛記」はデビューして最初の連載ものでした。初めての前後編ものが評判よくて、次に代原で描いた「橘屋繁盛記」の番外編的なやつも好評だったので連載になりました。新と続は別雑誌での連載となっています。



そこんとこのいきさつは過去ブログにて書いております。

http://motokochan.doorblog.jp/archives/48297.html

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去年の暮れに「新・橘屋繁盛記」最終巻の配信始まりまして
全7巻揃いました。
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そして引き続き「続・橘屋繁盛記」の配信がスタートすると
編集さんから連絡が入りまして「やったー!」です。
「続・橘屋繁盛記」は82話あるとのことで電子書籍で
全20巻の予定とか。

えっ、そんなに?!

いや、そのくらいになるのか…
 
と言うくらいには長期に渡って描いてきた作品です。

「続・橘屋繁盛記」が最終回を迎えた時に
橘屋について描いた記事がこちらです。

連載終了後、実は自分ちで電子書籍化を計画していましたが
橘屋の担当さんにその話をしたところ編集部の方で電子書籍化を
して下さるという流れになりました。
今回の橘屋の電子書籍化… 正直担当さんの熱意が
形にしてくれたと思っています。

長期連載していると読者の方は「待っていれば単行本が出る」
イメージがあるようですが、残念ながら橘屋は待っていても
単行本は出ないのでした。

なので時々「橘屋の単行本がみつからないです」みたいな
問い合わせがあると申し訳なくて。

でも今は「電子書籍として読むことができます」
とお返事を返せるようになりとても嬉しいのです。

そんなわけで 現在まで出ている「橘屋」の電子書籍
一覧がこちらです↓

「橘屋繁盛記」
全20話・電子書籍で全5巻
(電子書店さんにより全6巻のところもあるようですが
収録内容は同じです)
白泉社「シルキー」にて1992年6月号から1995年まで 
飛び飛び連載
11-COLLAGE
06-COLLAGE
ebookjapanさんはこちら
Kindleはこちら
他、各電子書店さんにて配信中です
「新・橘屋繁盛記」
全23話・電子書籍で全7巻
あおば出版「15の愛情物語」にて
2005年10月号から2007年6月号まで連載
橘屋コラージュ1
橘屋コラージュ2
Kindleはこちら
他、各電子書店さんにて配信中です
「続・橘屋繁盛記」
全81話・電子書籍で全20巻
メディアックス「15の愛情物語」2007年12月号から
2015年9月号まで連載
2017・春から配信スタート予定!

おまけ・橘屋についての過去記事です(2013年)
連載のいきさつと、打ち切りのいきさつなぞ
ご興味ある方はどぞです
「橘屋繁盛期について」
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先日Twitterでポソリとつぶやいた
「新・橘屋繁盛記」の電子書籍化スタートに伴って
うちの倉庫に眠る「橘屋繁盛記」の単行本全3巻を
読者さんにプレゼントしたいんだけど
需要があるかな…というやつ
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「ある」と言っていただけたり
HPから「橘屋繁盛記」へのメッセージをいただいたりしたので
勇気を出して希望してくれる人がいなかったらどうしよう
…ドキドキ…
という不安を抱えながらもやってみようと思います(๑•̀ㅁ•́๑)✧

何セットできるかまだ数えていないのですが、
万が一、その数を越えて欲しいと言ってくださる方が
いた場合は橘屋のオヤジや宗一郎のポストカードをお送りできたら
と思っています。

TwitterのDMやHPからの問い合わせなどから
「橘屋・単行本希望」という旨と
「橘屋繁盛記」シリーズどれでもよいので
一言感想なぞいただけましたらよろこびのたうち
この先も描いていくエネルギーが湧いてくることと思います

8月末までにいただいた皆様には
9月頭にこちらから返信メールをお送りいたします

ちなみに、時々返信しても届かないで戻るメールがあります。
万が一メッセージくださって9月に入ってしばらくしても
ふくだから返信が来ない…という方がいらしたら
改めてお問い合わせください。

「橘屋繁盛記」各電子書店さんにて電子配信中
「新・橘屋繁盛記」も現在2巻まで配信中
月一配信で7巻まで出る予定です。
その後は多分「続・橘屋繁盛記」が…出ると思います(><)
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その2 

もう時効だよなということで…
「橘屋繁盛記」がシリーズ連載になり、コミックスも3巻まで出た頃
当時の編集長から企画物の打診がありました。
原作付きの戦争物。なにかメディアミックスとからしくその中の漫画を担当してほしいとのこと。
実は戦争物は避けてきたジャンル。
それは「わかったような」風に描けないと思って。

でも「ことさらに戦争の悲惨さを描かなくてもいい。」とか色々と話し合いの末
引受けることになりました。

その時に「あの〜橘屋の連載はどうなるんでしょう」と聞いたんですよ。
そしたら「アンケートもいいし、終わりじゃなくてお休みということで、
半年戦争物をやってもらって、その後復活してもらうから」
ニッコリと言い切る編集長。

「あ、よかった。じゃあ」ホッ

そして半年を過ぎる前その編集長は移動となり
聞いていた件は(メディアミックスの話しとか、約束のページ数とか)
どこへやら。

しかも、新しい編集長は戦争物が終了となった後の橘屋再開については
「リニューアルするから、これを機会に終わりで。」とサックリ。

「えっ!なにそれっ?!」まさかの打ち切り!
しかもアンケート悪いとかでなくっ?!

もうね、信じらんないってやつです。

当時、リニューアルという理由でうち以外のいくつかのシリーズ連載作品も打ち切られたそうです。
その中には読者としての自分が好きな作品もあったんで、すごくショック。

でも、別の出版社の編集さんから「リニューアルの時とかあるね、そういうの」
「雑誌カラーを変えたいなら、それまでの雑誌のカラーが強い作品を無くすってやつ」
と聞いて「なるほど」と…
納得いくと言い切れないけど、納得させました自分を。
正直シリーズ切られたってことで新しい企画を出してってことになって
納得いくとかいかないとか言ってられない状況だったもんで。
結果始まったのが「コドモのお医者」って作品なんですが、それはまた別に。

ともかく、橘屋は最終回がないまま終了ということになったわけです。
まあ読み切り連載だったからね…クスン
当時コミックス3巻まで出してもらっていたけど未収録が残ったまま。
そして「橘屋繁盛記」は資料からなにから引き出しの中へ…

それが復活したのは別の出版社の別の雑誌で
「シリーズ物の企画を出して欲しいです。感動物で」と言われた時に
ダメ元で「これを感動的に描きますから!」と「橘屋繁盛記」の企画を出したところ
なんと出たんですよOKがっ!

うひゃ〜〜っ 言ってみるもんだ〜〜っ!

そういうわけで「新・橘屋繁盛記」が始まったわけです。
おかげさまで反応はよかったようでその出版社から新装版で絶版になっていた
「橘屋繁盛記」のコミックスも新装版で出してもらえて
さあ「新・橘屋繁盛記」もコミックスを…と思っていたところで出版社が倒産してしまいました。

あああ…

んでそこから数カ月後。
倒産した出版社から雑誌名は残り、新たな出版社から出ることになり
そこの編集さんから「「橘屋繁盛記」をそこで連載しませんか。」と。
もちろんありがたくお受けしました。
タイトルは「続・橘屋繁盛記」となり、現在も描かせていただいていると。
(でも、こちらではコミックスにはならないのです)

長い長い旅をして(ほぼ20年)こうやって描かせてもらっている作品があることは
ありがたいことだと思います。

ちなみに「突然の打ち切り」とか「編集長の意向」とか
そりゃショックではありますが、漫画の仕事でなくても誰でもなにかあるわけで
ただ、そういうことがあっても結局描くしかないんだよなぁ…と

そんなわけで、いつなにがあるかわからないなら
後悔ないように描かせてもらおうと思うのでありました。

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初めてのシリーズ物となったのは「橘屋繁盛記」という作品。
東京浅草にある「人形焼」の店を舞台にした3人姉妹と頑固親父
そして天然な母とのファミリー物。


初めての前後編。合わせて100p
当時はもうバクバクでした。
最初は風呂屋を舞台にしようとか思っていたんですけどね
なんでか「人形焼」
しかも私、生まれも育ちも大分の田舎の方で東京を舞台にとか
想像してなかったんだけど(^^)

でも相方が東京生まれで高校入る前まで東京に暮らして
そんで、そこの下町での話を色々としていたもんで
なんとなーーく「東京下町」が浮かんできたりして。

そして、私んちが田舎の商店街だったんで
「下町の商店街」ってことになっちゃったんですね(単純)

結果としてありがたいことにアンケートは取れました。
でもその次を描く予定なんてなかったんですわ。
数カ月後、作家さんが急病で急遽代原が必要になり
それがうちに回ってこなければ。

「この間のあのお話絡みで描いていいですか?」
今で言うスピンオフってんですか?
主人公の両親の若いころの話を描きたいなぁと思っていたんですよ。
そうしたら「急な依頼で時間ないんで、それでいいです」ってんで通った。

それが載ったら、受けがよかったと言われて「わーい」とか言ってたら
次の仕事が入る時に「「橘屋」をシリーズ化しましょう。」って。
「うそ!ホント?!」ですよほんと。

こんな風にシリーズ化となった橘屋を、
その後20年経っても描いているなんて想像もしなかったです。

ただし最初に連載した雑誌と今連載しているのは雑誌名も出版社も違う本。
しかも、途中もう1つ違う雑誌(これまた出版社も違う)を経ているという複雑さ。
それには2つの「そんなんあり?」という事情があるのでしたが
それはまた次に。(続く)
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